絶好の展開をモノにした山口智弘選手が、今期2回目のV!

FI この道の先にNIPPO杯 CTC杯 本居宣長賞 創刊75周年記念スポーツニッポン賞
【12月20日~12月22日】
A級班 優勝者 山口 智弘(愛知99期)

今節はこの道の先にNIPPO杯ということで、株式会社NIPPO三重統括事業所様にご協賛いただいた。松阪けいりん場のバンク舗装をはじめ、ほぼ全国の競輪場やオートレース場の走路の施工している。激しいレースの中で生じた落車事故で傷が入っても、専用の材料を使って、補修し、元の状態に近い形に戻る。選手が安心して、レースができるのはNIPPO様の技術があってこそである。

A級1,2班決勝注目は、岡山の昼田達也選手(121期)。予選準決勝と連勝で勝ち上がり調子は上々。持ち味のタテ脚で一気に仕掛けてV奪取を狙う。番手には愛知の山口智弘選手(99期)。初日特選を制し、調子は良さそう。9月から決勝進出7回3準優勝と優勝まであと一歩。ここは絶好位から決めきりたい。3番手は、太田剛司選手(愛知97期)が固める。対するは長崎の梅崎隆介選手(121期)、番手に佐賀の古川貴之選手(93期)の九州ライン。昼田選手との同期対決を制すればチャンス十分。さらに単騎では大分の長松空吾選手(123期)と兵庫の市村昌樹選手(103期)。昼田選手と梅崎選手の先行争いが長引けは、捲り一撃の展開も侮れない。A級1,2班決勝戦の行方に注目だ。

レースは残り2周、スタートで前をとった九州勢に対して、昼田選手が抑えた。梅崎選手はそのまま後方に下げるかと思われたが、4番手を走っていた長松選手の内側で粘る形をとった。古川選手、市村選手は長松選手と梅崎選手の後ろで仕掛けを待つ展開。打鐘が鳴り残り1周のホームで、後方からの仕掛けがなく昼田選手のペースで先行開始。ペースが上がっても4番手の競り合いは続くも2コーナーで梅崎選手に軍配。そのまま捲りに動いて一気に2番手を走る山口選手の横まで追い上げる。しかし乗り越えるまでは伸びず、4コーナー回って、昼田選手の好位から抜け出した山口選手が抜け出して、そのままVゴール。2着には昼田選手が粘り、3着に太田選手が入ってライン決着となった。

レース後の山口選手のコメントは下記の通り。
「昼田(達哉)君に迷惑をかけないよう、しっかり付いて行くことだけを考えていました。(別線に)来られる感じがなかったので、自分にとってはいい展開でした。準決勝のことがあるので早めに踏んじゃったけど、ワンツースリーだったのでよかったです」
「来々期のS級点は今のところ取れているけど、今期はあと1開催あるのでしっかり頑張りたい。次はすぐの川崎だけど、いい成績を取れるように頑張ります!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=FHVBt2d6QkQ)の5:37:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
12月28日~30日 FIIナイター 創業450周年!間近ップ
1月1日~3日 FIIミッドナイト オッズパーク杯
1月7日~9日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪(富山市営)

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