特別昇級逃すも、3連続V達成

富山FⅡミッドナイトin松阪 WINTICKET杯
【3月15日~3月17日】
A級決勝 優勝者 山本 巨樹(大阪 100期)

直前のA級チャレンジ決勝が終了し、いよいよウィナーズカップまで残り1レースとなった。また令和2年度ミッドナイトオーラスのレースでもある。

A級注目は、前節、前々節を6連勝で乗り込んできた大阪100期の山本巨樹選手。惜しくも初日特選6着と特別昇級を逃すも、2日目は立て直して1着。「気持ちを切り替えて走る」と、3連続Vを狙う。山本選手の前を走るのは、兵庫103期の石口慶多選手。初日のレース失敗は悔やまれるも、山本選手と3日間連続の連携で、優勝を導く。対するは、地元松阪がホームバンクの下井竜選手(117期)。初日2日目連勝で決勝まで駒を進め、7番車から下剋上の完全優勝を狙う。準決勝で下井選手の番手を取り、2着をものにした長崎115期の阪本和也選手の動きにも注目だ。

レースは、打鐘直前に下井選手が前に出て後ろの動きを待つ。残り1周のタイミングで5番手から石口選手が前を狙って踏み上げる。バックで前を走る下井選手の横に付けるも、下井選手が必死の抵抗。4コーナー出口で外を周らされた石口選手は後退。その直後、石口選手の後ろから山本選手が強烈に追い込んできた。これには誰も抵抗出来ず、前で踏ん張っていた下井選手も飲み込まれ、鋭い差し脚を魅せた山本選手が3連続Vのゴールを決めた。2着には最終直線山本選手に続くように追い込んだ、阪本和也選手、3着は前で粘った下井竜選手が入着した。

レース後、山本選手は「初日はダメだったが、なんとか2日目、3日目1着取れて良かったです。」とほっとした様子であった。「決勝は作戦通りに進められた」とレースを振り返った。特別昇級へのチャレンジはリセットされたが、また次節からの活躍に期待が集まる。

A級決勝の大熱戦の様子
こちら(https://www.youtube.com/watch?v=lkkHE-8Vp6Q)の3:37:00からご覧下さい。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
4月16日~18日 FⅡミッドナイト WINTICKET杯
5月12日~14日 FⅠ 松阪肉! 丸中本店カップ 四五百賞

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