賞金女王の児玉碧衣!通算100Vを大一番で達成!!

第9R ガールズケイリンコレクション松阪ステージ
【3月27日】
L級 優勝者 児玉 碧衣(福岡 108期)

全国に約140名のガールズケイリン選手が活躍しており、年末のガールズグランプリ制覇を目標に日々競走が行われている。ガールズグランプリ出場の足掛かりになる競走の一つに年3回行われるガールズケイリンコレクションがある。その幕開けの一戦が松阪バンクで行われた。

ガールズケイリンコレクション松阪ステージの選考基準は、2020年7月~12月で主に平均競走得点が高い選手が選出。以下ご覧の豪華メンバーが集結した。

1番 梅川風子選手(東京112期)
2番 児玉碧衣選手(福岡108期)
3番 高木真備選手(東京106期)
4番 石井貴子選手(千葉106期)
5番 坂口楓華選手(京都112期)
6番 佐藤水菜選手(神奈川114期)
7番 鈴木美教選手(静岡112期)

注目は、何といっても昨年末のガールズグランプリを制し、ガールズグランプリ3連覇中の児玉碧衣選手。今年に入っても既に7節走って5優勝、2準優勝と調子は上々。当然ファンの注目を集める一戦。対抗人気に押されたのは、高木真備選手。高木選手は、昨年のサマーナイトフェスティバルで児玉碧衣選手を差して優勝しており、今回も後ろをマークし、差し切り優勝を目論む。当然他5選手も、ガールズ選手の中では突出した実力者たち。ワンチャンスあれば十分に優勝が狙える。第5回ウィナーズカップに鮮やかな彩りを添えるガールズケイリンコレクションは、雨の中の激闘となった。

レースは、打鐘で高木選手が児玉選手の前に入るも、残り1周で児玉選手が前を狙って踏み上げる。児玉選手の後ろ追走していきたい石井選手と梅川選手が接触し、雨でスリッピーなバンク状態も影響して、梅川選手が落車。その真後ろを走っていた高木選手もこれを避けきれずに落車、石井選手は車体故障とアンラッキーが重なる展開に。鈴木選手も外に膨れて後退。残ったのは終始先頭を走った佐藤選手、番手に入っていた坂口選手、捲りをしかけた児玉選手の3選手による優勝争いとなった。

2コーナー周って児玉選手が前に立ち、マークする形で坂口選手が児玉選手の後ろに付いて追走。佐藤選手も粘るも3番手に後退。4コーナー周って体制変わらずも、坂口選手がじりじりと追い込み、坂口選手がガールズケイリンコレクション初出場、初優勝の大金星も見えたが、僅かに半車身及ばず、女王の力を遺憾なく発揮した児玉選手が見事通算100Vのメモリアル優勝を大舞台で達成した。

レース後、児玉選手は「最初から1周行くつもりだった」「しっかりとゴールまで踏めて、いい競走が出来て良かった」とレースを振り返った。また今回のレースに臨むにあたり、ネイルも2番車の黒と優勝の金にする等気合い十分だった様子。これで年末に向けて大きく前進の児玉選手、「次走のレースもしっかり優勝出来るように頑張りたい」と目の前の競走に全力を注ぐようだ。

ガールズケイリンコレクション松阪ステージの大熱戦の様子は
こちら(https://www.youtube.com/watch?v=bbmkEPDozTs&t=24373s)の4:47:00からご覧下さい。

 <次回松阪本場開催のお知らせ>
4月16日~18日 FⅡミッドナイト WINTICKET杯
5月12日~14日 FⅠ 松阪肉! 丸中本店カップ 四五百賞
5月24日~26日 FⅠ この道の先にNOPPO杯 松阪木綿賞

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