松阪GⅡ第5回ウィナーズカップ制したのは清水裕友!!

GⅡ第5回ウィナーズカップ
【3月25日~28日】
S級決勝 優勝者 清水 裕友(山口 105期)

2019年9月に松阪GⅡ共同通信社杯が行われ、約1年半後の2021年3月に再び松阪バンクでGⅡ競走の第5回ウィナーズカップが行われた。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、三重県在住の事前応募したお客様1,200名の有観客開催となった。超一流レーサー同士の白熱バトルを全国の競輪ファンの皆様に生で観ていただけなかった事は、非常に残念だ。画面越しではあるが、松阪バンクでは4日間迫力あるレースが展開された。

ウィナーズカップ2日目12Rには毘沙門天賞が行われ、神奈川の郡司浩平選手が制した。2着には地元三重の浅井康太選手が入った。ウィナーズカップ前哨戦の2月松阪FⅠ西日本カップを制した稲川選手は決勝に進出。決勝進出が期待された、浅井康太選手は準決勝6着となり、決勝に地元三重勢不在とはなったが、SS班4名と激戦必須の好メンバーが決勝に名を連ねた。

1番 山田英明選手(佐賀89期)
2番 松浦悠士選手(広島98期)
3番 郡司浩平選手(神奈川99期)
4番 古性優作選手(大阪100期)
5番 守澤太志選手(秋田96期)
6番 高橋晋也選手(福島115期)
7番 深谷知広選手(静岡96期)
8番 稲川翔 選手 (大阪90期)
9番 清水裕友選手(山口105期)

注目のラインは深谷選手と郡司選手 松浦選手と清水選手 古性選手と稲川選手 高橋選手と守澤選手 単騎で山田選手 という並び。
決勝は生憎の天気の中の競走。超一流レーサー達の死闘に、目が離せない一戦となった。

レースは残り2周で古性選手が前を抑えるも、高橋選手がすかさず前を取って後ろの動きを待つ。残り1周半で松浦選手が5番手から踏み上げると同時に、高橋選手も抵抗するためスピードを上げる。一瞬、高橋選手と番手の守澤選手の距離が開いた間隙を、松浦選手は見逃さず高橋選手の番手に入る絶好の展開つくる。残り半周で、松浦選手清水選手のラインが前を走る高橋選手を捲って先頭に立つ。単騎の山田選手もこれに続いて上がってくる。ゴール前、清水選手が松浦選手を交わして前に立ち、さらにその後ろから古性選手、郡司選手、山田選手も追い込んでくるも、清水選手が押し切って見事第5回ウィナーズカップを制した。

レース後清水選手は、レース後のインタビューで「松浦選手の後ろだけをみて精一杯頑張りました」とコメント。ゴール後の周回で松浦選手に「ありがとうございました。」と声をかけたと言う。解説の荒木実さんからの「今節調子が良さそうに見えたが(振り返って)どうでしたか?」という質問に対しては「今節は踏めていたと思うし、そんなに風を切っていなかったので、決勝は余裕があったと思う」と節間を振り返った。最後に「ファンの皆様のお陰で優勝する事ができました。これからもがんばります」と更なる活躍を口にした。この後の記念戦線での活躍、斡旋があれば、9月の松阪記念レース(GⅢ)活躍に期待したい。

ウィナーズカップ決勝の大熱戦の様子は
こちら(https://www.youtube.com/watch?v=bbmkEPDozTs&t=24373s)の6:35:00からご覧下さい。

 <次回松阪本場開催のお知らせ>
4月16日~18日 FⅡミッドナイト WINTICKET杯
5月12日~14日 FⅠ 松阪肉! 丸中本店カップ 四五百賞
5月24日~26日 FⅠ この道の先にNOPPO杯 松阪木綿賞

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