115期3人を制圧!!徳永哲人が差して優勝!!

FⅠ 松阪肉!丸中本店カップ 四五百賞 日刊スポーツ賞
【5月12日~5月14日】
A級1,2班決勝 優勝者 徳永 哲人(熊本100期)

松阪本場、お客様が観戦できる開催が行われたのは、3月末のウィナーズカップ以来。およそ2ヶ月振りのレースとなった。初日こそは雨が降ってしまったが、2日目3日目は天気回復し、スタンドにも穏やかな風も入り、絶好の競輪観戦日和となった。

A級決勝の注目は、115期の3人。熊本の宮崎大空選手、福井の高田修汰選手、岡山の田上晃也選手。3名共初日は1着を飾り存在をアピール。準決勝は宮崎選手が唯一、鐘先行で逃げ切り1着とし完全優勝を狙える一戦。高田選手、田上選手も2着、3着と調子はまずまず。115期同士が先行対決を繰り広げるか。この対決に待ったをかけたいのが各番手に付く先輩勢。宮崎選手の後ろは同県の徳永哲人選手(100期)。準決勝でも連携し、ワンツーゴールを決めるており息ピッタリか。高田選手の後ろには、地元松阪所属の谷口明正選手(103期)。準決勝では、直線伸ばして1着と調子は上々。直近優勝がないだけに地元Vに虎視眈々。田上選手の後ろには、近藤修康選手(67期)と高津晃治選手(87期)。岡山ライン3車で前を取って、飛んでくる他ラインの行く手を封じこめたい。上りタイムも全員11秒台で、展開一つで結果が変わるそんな大混戦にA級決勝はなりそうだ。

レースは、残り2周で田上選手が前を抑え、中団位置を宮崎選手と高田選手が取り合う形。残り1周で内側にいた高田選手が後ろに下がって立て直そうとした隙に、宮崎選手が仕掛け、徳永選手も付いていく。これによって高田選手が一気に3車身離されてしまう展開。115期同士による先行争いは宮崎選手に軍配。高田選手、田上選手は3番手争いになってしまった。他ラインを圧倒した熊本コンビが、優勝をかけてゴール前一騎打ち。必死で逃げる宮崎選手を、じんわりと追い上げゴールラインで並び、両者ハンドル投げを見せる大接戦。8分の1車身交わして徳永選手が見事、前節佐世保に次ぐ連続優勝を飾った。

レース後、徳永選手は「宮崎選手が強かった。最後はなんとか交わすことができた」とコメント。宮崎選手が残り1周ホームで仕掛けた場面について聞かれると「彼も調子がいいという事だと思う。自分も少し慌てた」と振り返った。今は番手からの競走も勉強中という事で、A級で優勝を量産にS級に返り咲く日を楽しみに待ちたい。

徳永選手は友人とYouTubeチャンネルを開設中!
https://www.youtube.com/channel/UCcU3gQDqeLAj-wC4kFoimGA/featured
YouTubeの収益は全て熊本競輪に寄付しているとのこと。是非一度チェックしてみて下さい。

A級1,2班決勝の大熱戦の様子は
こちら(https://www.youtube.com/watch?v=vss4xz4APXk)の6:03:00からご覧下さい。

 <次回松阪本場開催のお知らせ>
5月24日~26日 FⅠ この道の先にNIPPO杯 松阪木綿賞 スポーツニッポン賞
6月2日~4日 FⅡミッドナイト オッズパーク杯
6月24日~26日 FⅠ 夏の霜降り本舗杯 本居宣長賞

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