8月名古屋ミッドナイト以来、今年4回目のV!

FI CTC杯 マックマッキー賞 スポーツ報知賞
【10月17日~10月19日】
A級1,2班決勝 優勝者 飯嶋 則之(栃木81期)

豪華メンバーによる松阪記念の開催から1週間、松阪FI開催が早くもスタート。タイトルにもなっているマックマッキーは、松阪けいりん公式マスコットキャラクター。実はマック、マッキー以外にも愉快な仲間達が存在している。令和2年にTwitterで名前を募集し、①番車から⑨番車までそれぞれのキャラクターに名前が付けられた。松阪けいりん場、4コーナー側の外壁に各キャラクターが大きく描かれている。ぜひ松阪けいりんにお越しの際は、キャラクター達の名前も覚えてみてほしい。

A級1,2班決勝の注目は、大阪の常次勇人選手(121期)。常次選手といえな、8月末の松阪FⅡモーニングで圧巻のパーフェクトV。落車明けの今シリーズでも、予選準決勝を連勝で決勝進出。番手には神奈川の出澤拓也選手(111期)。出澤選手は初日特選を差して1着。ゴール前の勝負脚は光る。ここは即席ラインではあるが、常次選手の番手を守って、ゴール前勝負を狙う。対するは、兵庫の池野健太選手(109期)。今節上がりタイム11.3秒は決勝メンバー最速。持ち味のスピードを活かして、他ラインを圧倒する。池野選手の前を任されたのは、福井の高田修汰選手(115期)。ここまで4着、2着と結果は今一つだが、奮起の一戦。主導権争いは後輩には負けたくない。ライン3車の利を活かしたいのは、関東勢。山梨の中島詩音選手(119期)、東京の樋口開土選手(113期)、栃木の飯嶋則之選手(81期)。中島選手は先行と捲りで連勝。自力発揮でパーフェクトVを目指す。樋口選手も連勝での勝ち上がり。中島選手をしっかりマークすれば、完全Vのチャンス。

レースは残り2周、前を取った中島選手を高田選手が抑えて、後ろの動きを待つ。常次選手も動く素振りを見せたが、ホームでは動かず打鐘で発進。豪快なスピードで一気に距離を詰めるが、残り1周ホームで後ろとの連携は外れてしまった。バックにかけてもスピードは悪くなかったが、ブロックを避けようと外々を大きく周り、バックで池野選手の牽制もあり不発。代わって、4番手から関東ラインが猛チャージ。池野選手の外を狙った中島選手、樋口選手は池野選手の牽制で止められ、外に膨れた内側を飯嶋選手が入りこんでホームストレッチ。前で粘る高田選手も、一気に加速した飯嶋選手がゴール前捕えて、見事優勝を飾った。2着には高田選手、3着は池野選手となった。

レース後の飯嶋選手のインタビューは下記の通り。
「追い込み選手で勝ち上がったのが僕と出澤拓也君だけだったので、大きい動きになるだろう…と。チャンスがあると思って頑張りました。テクニック? もう、そういうのでしか、活路を見いだせないので。ガッツマーカー? それは、一昔前の話です(苦笑)。次のレースも頑張るだけです。応援よろしくお願いします!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=d9tICfRrlDU&t=21494s)の5:55:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
10月22日~24日 FⅡ ウィンチケットミッドナイト競輪
10月27日~29日 FⅡナイター この道の先にNIPPO杯
11月6日~8日 FⅡ ミッドナイトウィンチケット競輪

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