特別昇級に一歩前進!!完全V達成 長屋秀明

FⅡナイター ニッカン・コム杯 CTC杯【9月7日~9日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 長屋 秀明(岐阜 117期)

猛暑に見舞われた今年の夏。暑さが和らぎ薄っすら秋の空気に変わり始めた頃、松阪バンクでついに、初めてのナイター開催が始まった。しかし前検日の夜には台風10号が日本列島を縦断し、松阪バンクに大雨、強風をもたらした。波乱の幕開けの今シリーズ、一体どの選手が台風の目になるのか注目だ。

A級チャレンジ決勝、注目選手は初日、2日目1着で完全優勝を狙う、岐阜の長屋秀明選手(117期)。対するは117期の同期対決となる福井の枠元一葵選手。フレッシュ2人の力比べとなるか。後ろを走る先輩選手も黙っていない。好位追走し、ゴール前交わして一波乱起こせるか目が離せない一戦だ。

レースは、打鐘前から踏み一旦は先行体制に持ち込んだ枠元選手だったが、残り1周のホームストレッチで大阪103期の斎藤敦選手が意表を突く抑え先行に打ってでた。前団争いに参加せず後方6番手からじっくり機会を伺っていた長屋選手が、2コーナーから一気の捲りスパート。先行争いで脚を使った枠元選手はこれを追えず、2着と6車身差を付けて長屋選手が優勝を飾った。

レース後長屋選手は、「冷静に展開みれて行くところ行けて良かった」と安堵の様子だった。6番手からの捲りについては「自信があったので行けると思っていた。レースは85点。」とレースの充実ぶりをアピール。また今回の賞金の使い道について聞かれると、「新しいカーボンフレームを買いたい」と更なる進化に向け、道具の補強を狙う様子。今後の目標は、「9連勝目指して頑張る」と特別昇級への意気込みを口にした。

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