ファン喝采!!松阪初のナイターキングは地元 谷口明正

FⅡナイター ニッカン・コム杯 CTC杯【9月7日~9日】
A級決勝 優勝者 谷口 明正(三重 103期)

直前のA級チャレンジ決勝が終了し、いよいよ松阪初ナイターオーラスの大一番、A級決勝戦。お客様も手に汗握るレースの行方を、月夜が照らす松阪スタンドから見届ける。

注目選手は、地元松阪がホームバンクの谷口明正選手(103期)。走り慣れたホームバンクで松阪初ナイターキングの称号は誰にも譲れない。対するは、前節豊橋で完全優勝し、絶賛売り出し中の愛知の藤井侑吾選手(115期)。後ろを守るのは愛知3選手。藤井選手を先頭に愛知4車で上位独占を目論む算段か。この愛知の牙城崩しに、三重、富山、滋賀で束になって止めにかかるのか大大大注目のメモリアルレースは、VS愛知の構図で盛り上がり必須だ。

レースは、残り2周の赤版ホームで前を抑えた谷口選手。愛知4車が4番手から藤井選手の踏みだしを待つ格好。残り1周のホームストレッチで藤井選手が、スパート開始。乗っていきたかった愛知勢も、ケタ違いのスピードに車間が空いてしまった。結果的にバック2番手となった谷口選手が、逃げる藤井選手を必死に追いかけゴール直前、ついに追いつき、8分の1車輪交わして見事優勝を飾った。レース後スタンド席に向けてガッツポーズを見せ地元ファンの声援に応えた。

レース後谷口選手は「(藤井選手に)追いつくか不安だったけど、最後追いついて差せてよかった」とコメント。地元初ナイターの優勝について聞かれると「地元での優勝は何倍も嬉しい」と喜びの声を口にした。また「今後はS級に復活して、S級でも優勝できるように練習したい」と目標を口にした。谷口選手のS級返り咲きに期待したい。

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