レース巧者西本直大!!朝の主役をもぎ取る

FⅡモーニング オッズパーク杯【9月14日~16日】
A級決勝 優勝者 西本 直大(大阪 92期)

初のナイター開催が終了した1週間後、今度は朝9:00が第1R開始のモーニング競輪が開催された。夏の湿った空気も抜け、気温24度と過ごしやすいコンディションでの開催となった。

決勝の注目選手は、地元松阪がホームバンクのレジェンド萩原操選手(51期)。前節の谷口選手に続いて松阪選手の連続Vなるか。萩原選手の前を走るのは大阪の西本直大選手(92期)。6月までS級で活躍していただけに自力自在に立ち回りV候補大本命。対抗ラインは2つ。どちらもフレッシュな20代前半選手が引っ張る。岡山の田上晃也選手(115期)と愛媛の薦田将伍選手(113期)。3つのラインがぶつかり合う好レース。ランチ前の主役は一体誰になるのか目が離せない競走となりそうだ。

レースは、残り2周で薦田選手が前を抑えて愛媛ラインが先頭に。西本選手が後ろに続く展開。残り1周ホームストレッチから薦田選手が徐々スピードを上げて先行体制を築いていくも、バックストレッチから西本選手が渾身の捲りを発動し3コーナーでトップ逆転。萩原選手が番手で付いて回って絶好の展開から逆転を狙って追い上げるも、西本選手が押し切って優勝し、ファンの期待に応えた。

優勝した西本選手は、「優勝できて良かった」とホッとした様子。レース展開に付いては「中団から捲りたかった。理想通りのレースが出来た」とコメント。後ろに付けていた萩原選手については「滅茶苦茶気になっていたが、抜かれたくないと思って踏んだ」とゴールまで気が気ではなかったようだ。西本選手の次節は福井のレース。「福井でも優勝できるように頑張ります」と力強いメッセージを残してくれた。

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