得点トップ鈴木美教。圧倒的強さを見せ完全V

FⅡミッドナイト TIPSTAR杯【10月21日~10月23日】
L級ガールズ決勝 優勝者 鈴木 美教(静岡 112期)

今開催から、ミッドナイトレースは、競走得点が高い選手から内枠になるようにプログラムされている。初日、2日目と1枠でプレッシャーが掛かる中、連日きっちりと1着を取ったのが静岡の鈴木美教選手(112期)。2日目は「決勝を見据えて長い距離を踏んでおきたかった」と既に優勝を見据えて戦っていた。得点トップの意地で優勝をもぎ取るか。対するは、初日、2日目4枠から戦って連勝した茨木の荒川ひかり選手(110期)。本人は「展開が良かっただけ」と振り返るも、ゴール前交わした差し足は確かなもの。今節台風の目になっている荒川選手、今年初Vに期待が集まる。得点率上位の荒牧聖未選手(102期)、中嶋里美選手(110期)も着実に決勝に駒を進み、ガールズ決勝は激戦必須だ。

レースは、荒川選手が鈴木選手の後ろをマークする形で打鐘。鈴木選手が4コーナーから先頭を押さえてトップに。ここでも荒川選手が鈴木選手の後ろをキープするも、ホームストレッチから中嶋選手と、荒牧選手がスパートを駆けた事により、行く手が塞がり万事休す。

バックから先頭を走る中嶋選手を、荒牧選手が捲って4コーナーでトップに立つも、3番手に甘んじていた鈴木選手がもう一度スパートを駆け、最終直線で荒牧選手を交わして見事優勝を飾った。

レース後、鈴木選手はインタビュールームに向かう途中で「良かった~」と一言漏らし、レースの壮絶さが伝わってきた。レースについては「1番車だったので、前からレースしたかったが、風が強く他の選手が遅めに踏んで来て、ちょっと焦った」とコメント。また「3日間いいレースが出来たので、次の松山も頑張りたい」と次節のレースにも期待が集まる。
盛り上がりを魅せるガールズ競輪。松阪では12月25日からのFⅠレースで再びガールズ競輪が行われる。無観客ではなく、お客様も観戦が出来ます。開催までお楽しみに!!

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