別格!!東京五輪代表橋本が圧勝の完全V

FⅡミッドナイト チャリロト杯【10月27日~10月29日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 橋本 英也(113期)

前節のミッドナイトが明けて中3日で、再び松阪バンクでミッドナイトレースが開幕した。
今節が終わると2020年のレースも残り3節となる。今年松阪バンク走り納めの選手も多く、松阪と相性抜群にして今シリーズを締め括りたいところだ。

A級チャレンジ決勝の注目は、8月松阪バンクで優勝し、東京五輪に内定している岐阜の橋本英也選手(113期)。初日、2日目と危なげなく連勝とし、ここ決勝でも脚の違いを見せつけ完全Vを決めるか。その橋本選手の前を走るのは、岐阜の117期長谷部龍一選手。勝てば初優勝が掛かるこのレース。他ラインを抑えた後、橋本選手の差しを振り切って優勝を狙う。対するは愛知117期の内藤久文選手。内藤選手も勝てばデビュー初優勝がかかる一戦。強力岐阜ラインを止めて優勝を狙う。単騎で戦う門脇選手(111期)も侮れない。各ラインどう戦うかとても楽しみなレースである。

レースは、残り2周で内藤選手が5番手から先頭を狙って踏み上げるも、長谷部選手が突っ張り、トップを譲らない構え。117期2人が並走したまま1周半のデットヒートを繰り広げるも、長谷部選手が先頭を粘りきった。しかし、番手に構えていた橋本選手には絶好の展開となり、最終ホームストレッチで長谷部選手を差し、見事完全優勝を決めた。

レース後橋本選手は「長谷部選手のおかげで、イージーな展開だった」と引っ張ってくれた同県の後輩に感謝していた。橋本選手は現在オリンピック見据えて調整をしているとのこと。次節は11月14日の和歌山のFⅡレースに出走予定。次節も優勝候補有力となり人気を背負うだろう。今後も橋本選手の活躍に期待が集まる。

アーカイブ

PAGE TOP