FⅡミッドナイト チャリロト杯【10月27日~10月29日】
A級決勝 優勝者 岩本 和也(石川 76期)
直前のA級チャレンジ決勝が終わり、10月のレースはA級1,2班の決勝が最後となった。
今節最終日の気温は13度とミッドナイトレースは冬の決戦に変わりつつある。また、今節はブルームーンが、松阪バンクに綺麗に照らしていた。月も気になるところだが、熱いバトルが展開されるA級決勝戦も気になるところだ。
A級決勝の注目は、今シリーズ得点TOPの愛知の舘泰守選手(80期)。準決勝では力の差を見せつけ見事1着とした。舘選手の前を走るのは、愛知の99期山口智弘選手。前回の松阪決勝では、悔しい失格となっただけに、悪いイメージを払拭したい。地元松阪からは、西浦仙哉選手(73期)。準決勝の捲り一閃はお見事。決勝でも1発決めるか大注目だ。西浦選手の後ろに付ける岩本和也選手(80期)も堅実な走りで逆転を目指す。実力拮抗のA級決勝、誰が制するか楽しみだ。
レースは残り2周、西浦選手が誘導を切って、相手の出方を待つ展開。打鐘過ぎても他ラインの仕掛けなく、残り1周のホームストレッチから西浦選手が先行ペースで駆けていく。2コーナーから山口選手が捲りにいくも、2番手の岩本選手がこれをブロック。最終直線に入り、山口選手に代わり舘選手も優勝目指して外から伸ばすも、岩本選手が番手から抜け出し、舘選手らの猛追を交わし、見事優勝を飾った。
レース後岩本選手は、「西浦選手の先行のおかげで、優勝できた。」「山口選手が捲り来たが、西浦選手のスピードが良かったので、思いっきりブロックする必要が無かった。」と前を走った西浦選手を絶賛した。これが今年2回目の優勝となった岩本選手。「また優勝出来るように頑張ります」と最後は満面の笑顔でインタビューを締め括った。
松阪けいりん場次節は、11月18日(水)~20日(金)にFⅡミッドナイト WINTICKET杯が行われる。また無観客レースとなるが、次々節11月24日~26日にはFⅠナイター川越場外開設50周年記念 本居宣長賞 中京スポーツ賞が行われA級、S級のレースを観戦することが出来ます。次回開催まで今しばらくお待ちください。