祝!貴志選手!デビュー初優勝おめでとう!!

FⅡミッドナイト WINTICKET杯【11月18~11月20日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 貴志 修己(和歌山 117期)

11月に入り、松阪競輪場での開催は残り3節となっている。2020年松阪ミッドナイトレースは今節で走り納めとなる。
A級チャレンジ決勝の注目は、地元松阪バンクの下井竜選手(117期)。初日、2日目と危なげなく連勝を飾り、V候補筆頭だ。プレッシャーを跳ね除け、自身の走りを魅せつけデビュー初優勝をホームバンクで飾れるか、ファンの期待が集まる。下井選手に待ったをかけたいのが、同期の2人。和歌山の貴志修己選手と岐阜の橋本優己選手。貴志選手も下井選手同様にデビュー初優勝が懸かっており、勝ちたい気持ちでは負けられない。一方、橋本選手は松阪でデビュー初優勝を飾っている思い出あるバンク。優勝者経験の意地を見せるか。自力ある117期3人によるスピード勝負が予想される。各選手の後ろには先輩方が番手に控えている。早仕掛けの展開になれば最終ゴール前で差し抜けを狙って虎視眈々。

レースは、打鐘過ぎ、6番手の橋本選手が捲りを狙って踏み上げレースが動く。先頭の下井選手がこれを突っ張ろうとするも、ホームストレッチで橋本選手が前に出きった。しかし今度は2コーナーから3コーナーにかけて、脚を溜めていた貴志選手が一気の捲りを披露し、トップ逆転。下井選手も貴志選手を追いかけるも及ばず、貴志選手が嬉しいデビュー初優勝を飾った。

レース後、貴志選手は勝利者インタビューにて「前の仕掛けをみて、自分のタイミングでいけた」とレースを振り返った。初優勝した直後の感想を聞かれると「素直に嬉しいのと、こんな感じなのかとふわふわしている。」とまだ優勝を実感していない様子であった。嬉しい初優勝の報告は、師匠と支部長、両親に先ず伝えるとのこと。まだまだデビューしたばかり、ここから貴志選手が活躍する事を楽しみにしたい。

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