脇本勇希が松阪2020年ラストミッドを制す。

FⅡミッドナイト WINTICKET杯【11月18~11月20日】
A級決勝 優勝者 脇本 勇希(福井 115期)

2020年最後のミッドナイトを締めくくるのが、A級1,2班の決勝だ。11月の真夜中決戦も、気温17度と11月にしては暖かいコンディションで、決勝レースが行われる。

決勝の注目は、初日2日目と唯一連勝ゴールを決めた福井の脇本勇希選手(115期)。力の差を見せつけ、パーフェクト優勝に死角なしか。その脇本選手の番手に付けるのが、大阪の北川大五郎選手(103期)。縦脚も十分にあり逆転候補筆頭は間違いない。だが脇本選手の後ろは単騎勢には人気のポジション。番手勝負に出るとコメントしたのは、岐阜の後藤彰仁選手(92期)。脇本選手の番手争いが縺れれば、20歳の115期ルーキー張野幸聖選手(和歌山)にもチャンス十分。脇本選手に引けを取らないスピードで、絶好のタイミングで仕掛けられるか。初日10万越えの大万車券の立役者、疋田敏選手(愛知59期)も松阪バンクとの相性の良さは抜群。未だ衰え知らずの差し脚で、一瞬の隙を突きたい。大混戦のA級決勝は、目が離せない好レースが展開されそうだ。

レースは、号砲直後、宣言通り後藤選手が脇本選手の番手を主張。北川選手はこれを入れる形となり、残り2周。張野選手が脇本選手を抑えに前に出た。同じタイミングで北川選手は再度脇本選手の番手の主張に動く。打鐘が鳴り脇本選手が仕掛け、一気にトップに立つ。注目の番手争いは、内側で粘った後藤選手に軍配。脇本選手を追いたい張野選手も、最終3コーナーから捲りを狙うも、1周スピードを保って周った脇本選手には届かず、差させず、捲らせずの完璧なレースをした脇本選手が、完全優勝で今年の松阪ミッドナイトを締め括った。

レース後脇本選手は、「レース内容は反省だが、優勝出来て良かった」とコメント。また「7月に特進失敗したので、まだ間に合うから狙いたい」とS級昇級も決まっている脇本選手だが、次節の福井のレースでも完全優勝を狙う。

2020年松阪でのミッドナイトレースは本開催で終了。ファンの皆様沢山のご投票ありがとうございました。
残り2節のご案内
11月24日~26日
FⅠナイター 「川越場外開設50周年記念 本居宣長賞 中京スポーツ賞」

12月25日~27日 
FⅠガールズ 「COPD認知度向上カップ 松浦武四郎賞 スポーツ報知賞」

こちらも是非お楽しみにお待ちください。

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