FIIナイター おたコス13カップ
【10月19日~10月21日】
L級ガールズ戦 優勝者 下条 未悠(富山118期)
松阪ガールズ開催は約1ヶ月半振り。ナイターガールズとなると、1年振りの開催。直前には松戸競輪場にて、初のガールズケイリンだけで構成されるGIオールガールズクラシックが開催され、ガールズケイリンも年々盛り上がりをみせている。
今節ガールズ決勝注目は、実力上位の広島の吉岡詩織選手(116期)。連日見せ場十分なレースを披露するも、惜しくも2着2本。決勝戦でこの鬱憤を晴らす。対するは富山の下条未悠選手(118期)。2日目にバースデーVを飾り、無傷の2連勝。9月は2連続Vとまさに絶好調ムード。自力自在に動いてここも優勝を狙う。今節得点トップの那須萌美(宮崎114期)も2着2本とらしくない走りが続いたが、ここ一番の脚力は本物でV戦線に絡むか。地元ホームバンク初陣となった124期竹野百香選手は積極的な仕掛けで3着2本で決勝進出。地元バンク初1着を優勝で飾れるか。その竹野選手をマークする形で連勝したのが福岡の長澤彩選手(106期)。復帰後初優勝に虎視眈々か。大阪の向井円選手(114期)、愛知の佐々木恵理選手(110期)も好位置取れればチャンス十分。
レースは残り2周、前を取った下条選手が後ろの動きを見ながら走るも隊列に動きなし。打鐘が鳴り、再度後ろの動きを確認するもまだ動きなし。ホームで連日積極的な仕掛けを見せた竹野選手が動こうとするも、迷ったような格好となり、それならばと下条選手が先に自ら動いた。下条選手の後ろには長澤選手がピッタリと付けて続く。4番手から竹野選手が2コーナーから捲りに動くも、下条選手がさらにペースアップし、3コーナーで長澤選手の横で止まり気味。さらにその外を那須選手、吉岡選手と捲って迫ってくる。ゴール前は逃げる下条選手を巡って長澤選手、竹野選手、吉岡選手、那須選手が追い込んでくるも大激戦。4分の3車輪差で下条選手が押し切って優勝。2着には吉岡選手、3着には地元の竹野選手が入着した。
レース後の下条選手のコメントは下記の通り。
「自力選手が並んでいたので、自分が前に行けば後ろでごちゃついてくれるかなと思って、前に行きました。後悔ないように走りたいと思っていたので、出し切れてよかったです」
今節は、師匠でもあり叔父でもある表大暁選手(82期)と同斡旋。
「いつもなら焦ってしまうところでも、師匠がいれば落ち着いて走れるのですごくありがたい。師匠が泣くかも?いや、こっちが泣きそうです(笑)。今節は優勝で締めくくれたので、次開催も自分らしいレースをして、少しでも着に絡めるように頑張ります!」
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=H3LswcKEYcw)の5:00:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催に関するお知らせ>
10月23日~25日 FII ミッドナイト(富山市営)ウィンチケットミッドナイト競輪
11月1日~3日 FIナイター 究極ブランドまつぶた杯 四五百賞 中京スポーツ賞
11月17日~19日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪