橋本宇宙が逃げ3連勝でデビュー初V

FIIナイター おたコス13カップ
【10月19日~10月21日】
A級チャレンジ戦 優勝者 橋本 宇宙(佐賀123期)

10月に入って松阪は3節目。FIIナイター戦。夜の時間帯は気温もガクッと下がり決勝13度前後と昼間との温度差がかなり大きい。選手たちにとっても、走る時間帯によってウォーミングアップ等準備に変化があるという。最も大きく影響が受けるのが、A級チャレンジ戦メンバー。予選は15時~17時の間に行われ、決勝戦は19時30頃。コンディションに合わせて調整し、決勝戦に挑む。

A級チャレンジ決勝注目は、ルーキー123期4選手。連勝で決勝進出を決めたのは2選手。佐賀の橋本宇宙選手と熊本の半田誠選手。橋本選手は予選、準決勝と打鐘から逃げて連勝。番手に同県の先輩久保光司選手(119期)を付けて、初優勝に王手。対する半田選手は、先行と捲り追い込みで連勝。展開に合わせた柔軟な立ち回りを披露。ここは単騎の競走なだけに、展開突いてこちらも初Vを狙う一戦。2着1着で勝ち上がった石川の山元大夢選手は、3日間連携した地元ホームバンクの小西誠也選手(80期)とともに、初V戦線に割って入る。123期で唯一優勝経験があるのは、岡山の瀧野琳太郎選手。9月豊橋で初Vと相性のいい中部地区バンクでV2を狙う。番手に同県の野上竜太選手(115期)が入って、瀧野選手を援護か。好メンバーが揃った決勝戦の行方に注目だ。
 
レースは残り2周、前を取った山元選手に対して、瀧野選手が前を押さえて後ろの動きをみる。単騎の半田選手も位置を上げ、打鐘で瀧野選手の番手の野上選手の横でストップ。ペースが緩んだところを、橋本選手が久保選手を連れてホーム先行。完璧なタイミングとスピードでバックストレッチに入ったところで、3番手との車間が4車身空いて勝負あり。橋本選手VS久保選手の一騎打ちの展開になったが、最後までスピードが落ちなかった橋本選手が押し切り見事デビュー初優勝を飾った。

レース後の橋本選手のコメントは下記の通り。
「予想通りの展開。『ここは練習通り!』と思って行きました。後ろの久保(光司)さんに来られたら、合わせてやろうという感じで(笑)。上がり11秒5?寒かった割には踏めていたと思います。強い同期の中で優勝できたのは嬉しい。先行で優勝できたのは、今後に生きてくると思います。1・2班に上がれるように、しっかり頑張っていきたい」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=H3LswcKEYcw)の4:29:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催に関するお知らせ>
10月23日~25日 FII ミッドナイト(富山市営)ウィンチケットミッドナイト競輪
11月1日~3日 FIナイター 究極ブランドまつぶた杯 四五百賞 中京スポーツ賞
11月17日~19日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪

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