FⅡナイター・❤ 万協フィギュア博物館杯
【8月24日~8月26日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 纐纈 洸翔選手 (愛知121期)
前節のミッドナイトに続いて今節もFⅡ戦。ルーキー戦士達が主役のA級チャレンジ戦が展開された。今節は4名の121期が参戦した。勝ち上がりが期待されたが、残念ながら天候不順で準決勝戦の1つが中止となり、抽選の結果勝ち上がりとはならなかった。また、121期同士の準決勝戦も展開され、4選手中2選手が決勝に駒を進めた。
A級チャレンジ決勝注目は、ルーキー121期の2選手。中でも卒業記念チャンピオンの愛知の纐纈洸翔選手。2日間先行して1着。準決勝では121期同士の対決も危なげなく快勝。前節は決勝3着だっただけに、今節は完全優勝して特班の足掛かりにしたいところ。対するは地元松阪121期の小西晴己選手。デビュー戦を完全優勝した後約1ヶ月の欠場明けではあったが、2日間の走りは良好。小西選手も卒業記念では決勝進出、さらにルーキーシリーズでも決勝2回進出、1優勝と勝負強い成績。勝負勘冴える小西選手が、打倒纐纈選手にどう立ち回るかがレースの鍵を握る。纐纈選手の番手には愛知の岡田大門選手(87期)、静岡の植田誠選手(61期)、福島の塚本諭選手(85期)と長い4車ライン。小西選手の番手には岐阜の橋本太祐選手(80期)、群馬の沼川夢久選手(81期)と3車による二分戦。
レースは残り2周、纐纈選手が動いて誘導を切りながら前に出る。小西選手が後ろに引いた後、打鐘から仕掛け捲り発進。合わせるように纐纈選手も先行スパート。残り1周ホームでは2番手の位置まで押し上げた小西選手も岡田選手がブロック。それでも引かない小西選手に2コーナーでもう1発牽制が入る。外に出されながらも立て直した小西選手は纐纈選手の番手を確保。3番手となった岡田選手は車間が空き、完全に一騎討ち。スピード良く逃げる纐纈選手に対し、脚を削られならがら仕留めにかかる小西選手だったが、1車身差は縮まらず、強さ魅せつけた纐纈選手が見事完全優勝を飾った。
レース後のインタビューで纐纈選手は、「ライン4車だったので、先行できたら先行するつもりでした。突っ張られたら、行けるところからという作戦でしたが、先行できてよかった。」「小西さんがホーム前から来ていたのは分かったので合わせて、後ろの岡田さんに仕事してもらって。ブロックは脇で見ていました。ゴール前は踏み直す予定だったけど、脚があまりなかったのでカクカクになってしまった。」とレースを振り返った。次節は岐阜で行われるルーキーシリーズプラス。「レースまで少し日があるので、ちゃんと仕上げて優勝できるようにしたい。」と次の競走でも楽しみだ。
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=XgGOa2x3YSk)の4:29:00からをご覧ください。
<松阪本場開催のお知らせ>
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