FⅡモーニング オッズパーク杯
【8月2日~8月4日】
A級1,2班決勝 優勝者 加藤 寛治(愛知83期)
モーニング競輪は朝早くから競輪を楽しむことができ、朝9時に第1R、最終12Rは13時30分には終わる。朝一のレースではあったが、今節は朝からバンクコンディション30度を超え、最終12Rに向けては気温が上昇し、33度の猛暑の中でレースが行われた。
A級1,2班決勝は、中部4車が別線となり4分戦。注目は愛知の疋田力也選手(119期)。連日積極的に仕掛けて1着2着。ここ決勝もパワー全開に他ラインを封じるか。番手には愛知の加藤寛治選手(83期)。A級に降班後は岐阜でVと即座に対応。自力でも動ける脚があるだけに、疋田選手の仕掛けに上手く乗っていきたい。中部もう1線は富山の吉川起也選手(92期)と岐阜の山田祥明選手(97期)。中部3番手の格好から、ゴール前抜け出しを狙う一戦か。対する近畿ラインは和歌山の古賀勝大選手(115期)と京都の金子浩貴選手(95期)。準決勝では連携しワンツー決着の2人、捲り一撃で中部ラインを沈めることができるか。単騎で戦う佐賀の坂本晃輝選手(81期)の動向にも注目だ。
レースは残り2周、古賀選手が前を抑えるも、疋田選手が直ぐに抑え返して打鐘。疋田選手、加藤選手の後ろに上手く付いた坂本選手だったが、古賀選手が内側で粘って位置を主張。残り1周ホームから吉川選手が捲ってくるも、疋田選手が突っ張って先行。吉川選手の捲りは不発も中部ライン3番手に収まり、もう一度チャンスを待つ。バックから古賀選手が捲ってくるも、吉川選手の外までで一杯。4コーナー周って加藤選手が疋田選手の番手から抜け出し、吉川選手も再度の差しを狙って加藤選手を追い込んでくるも、加藤選手が押し切って見事優勝を飾った。
レース後のインタビューで加藤選手は、「全部(疋田)力也のおかげです。」と先行した疋田選手の頑張りを称えた。レース展開で後ろが縺れていたことに関しては「展開は見えていて、振って牽制してあげたかったが内側突かれると思って迷って振れなかった。その分疋田選手の着が下がってしまった。」と少し反省もあるようだった。これで今期A級降班後2回目のV。今後に向けては「一戦一戦勝ち上がって、やるべき事をやっていく」と再度S級に戻るため安定した走りが続きそうだ。
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=piQqhlf5-nQ)の4:58:00からをご覧ください。
<松阪本場開催のお知らせ>
8月15日~17日 FⅡ・ミッドナイト オッズパーク杯
8月24日~26日 FⅡ・ナイター 万協フィギュア博物館杯
8月29日~31日 FⅡ レースプロカップ