FI 第三回大正カラーカップ 松浦武四郎賞 中京スポーツ賞
【5月9日~5月11日】
A級1,2班決勝 優勝者 上杉 嘉槻(福井119期)
松阪FI開催は、昨年12月と約5ヶ月振りの開催。平日開催のレースではあったが、多くのお客様がS級レーサーの熱いバトルを観戦に訪れた。開催最終日にが新人選手紹介がバンク内で行われ、松阪所属の3選手小西晴己選手、真鍋顕汰選手、浜地晴帆選手がバンク、TVスタジオに登場した。新人選手は、6月まではルーキーシリーズ、本デビューは7月と本デビューが楽しみな存在だ。7月、8月はFⅡ開催のチャレンジ戦は、注目して見ていきたい。
A級1,2班決勝注目は、完全Vに王手の福井の上杉嘉槻選手(119期)。上杉選手は松阪では3月末のミッドナイトでも完全Vを飾っており、完全にドル箱バンク。2節前のS級特進がかかったレースで惜しくも2着だっただけに、鬱憤晴らしの一戦になるか。番手には、 大阪の肥後尚己選手(83期)。肥後選手は初日1着としており、ここは上杉選手に乗って逆転Vの可能性もある。対するはこちらも完全Vがかかる宮崎康司選手(香川94期)。差して連勝とゴール前の強さが光る。宮崎選手の前は、徳島の蒋野翔太選手(115期)。強力近畿ラインに対して、どう立ち向かうか。中部勢は石川の吉川希望選手(111期)、愛知の佐藤亙選手(85期)で一角崩しに燃える。単騎で戦う福岡の真鍋邦彰選手(95期)も展開の間隙を突いて上位浮上を狙う。
レースは残り2周、吉川選手が前をきって中部勢が前に出るも、上杉選手が直ぐに前をとり、単騎の真鍋選手が近畿ライン後ろをマーク。上杉選手がペースを流して打鐘。後ろの動きを確認しがら、徐々にペースアップ。後ろの仕掛けがないままラインで肥後選手を連れてバックラインを通過。6番手の蔣野選手が捲りに動くも、5番手まで。吉川選手も追い込みをかけるもここも4番手まで。ゴール前は後ろを完封した上杉選手と肥後選手の一気打ちも、最後までペースが落ちなかった上杉選手が見事完全優勝を飾った。
レース後上杉選手は、「今回は落ち着いて駆けることが出来たし、内も締めて走れた。」「前からでも、中団でもどこからでも行けるようにしていた」と盤石な体制だったようだ。放送内の解説鈴木誠さんも、「ライン2車で打鐘から先行するのは凄い」と上杉選手の端入りを評価していた。S級特昇に向けて次節以降も活躍に期待したい。
レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=iV3Qp0e73uQ)の5:47:00からをご覧ください。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
6月19日~21日 FⅡ・ミッドナイト・ オッズパーク杯 (富山市営)
7月1日~3日 FⅡ・ミッドナイト オッズパーク杯 (富山市営)
7月19日~21日 FⅡ・ミッドナイト・ 競輪アプリはウィンチケット