FⅠ♥西日本カップ エムブレイン杯 中日スポーツ賞
【2月8日~2月10日】
L級決勝 優勝者 山原 さくら選手(高知 104期)
2月に入り風が強く吹くバンクコンディションの中、松阪FⅠ西日本カップ エムブレイン杯 中日スポーツ賞が幕を開けた。今開催は1月のモーニングレースに続いてガールズケイリンも行われた。
ガールズ注目選手は、初日、2日目を連勝とした2人。高知104期の山原さくら選手と福井114期の柳原真緒選手。上りタイムも2人とも12秒7から12秒9と0.2秒差に収まる程力の差は拮抗。決勝で今シリーズ初の直接対決で、白黒ハッキリ付ける一戦。この2人に待ったをかけるのは、12月の松阪FⅠでデビュー初優勝を飾った、熊本118期の西島叶子選手。予選は2着、3着と前回同様の勝ち上がり。決勝で本命2人を破り、初優勝の再現なるか。地元の川嶋百香選手も簡単には負けられない一戦。山原選手、柳原選手は当然マークがきつくなる事が予想され、一瞬の判断ミスも許されない戦いとなり大注目の決勝だ。
レースは、打鐘で残り1周半。山原選手が一旦前に出て柳原選手の動きを待つ。川嶋選手も山原選手の後ろでマーク。4コーナー傾斜を使って、柳原選手が仕掛けて先行体制に。柳原選手の後ろには、西島選手がきっちりマークして抜け出す。山原選手は西島選手の後ろを追いかけるが、山原選手の後ろを川嶋選手が付いて行けず、2コーナー付近で優勝争いは前3人に絞られた。バックから山原選手、合わせるように西島選手が柳原選手を捲ろうと動く。3車並走となった3コーナーも西島選手が一歩遅れ山原選手、柳原選手の一気打ちの展開。4コーナー周っても決着付かず、最終直線までもつれ込む。先頭で駆けていた柳原選手が最後の数メートルで僅かに失速してしまい、山原選手が2分の1車身交わして見事完全優勝を飾った。
レース後山原選手と柳原選手は、話合う姿が見受けられた。勝利者インタビューでは、「柳原選手が強くて、捲れそうと思ったがギリギリになってしまった」とコメント。また「作戦立てるが苦手だったが、最近は少しずつ出来るようになった」と近況の充実振りを振り返った。
白熱の大激戦の模様は、(https://www.youtube.com/watch?v=Xr3YoJ8xe0g&t=3990s)こちらの5:21:00頃からご覧ください。インタビューの模様は5:36:00頃をご覧ください。
<松阪次回ガールズケイリン開催のお知らせ>
3月8~10日 京都向日町FⅡミッドナイトin松阪♥ SPEEDチャンネル杯
3月28日 GⅡウイナーズカップ 第9R ガールズコレクション 松阪ステージ