スピードタイプの近藤夏樹選手(千葉・97期)が外伸びてV!

FI 西日本カップ 霜ふり本舗杯 中日スポーツ賞
【12月1日~12月3日】
A級1,2班 優勝者 近藤 夏樹(千葉97期)

松阪12月は本場開催が4開催ある。ミッドナイト開催はなく、全てデイ、ナイター開催のため本場にて観戦が可能だ。土日を含む日程が4開催中3開催と、年末のKEIRINグランプリが終わった後も楽しめる、FIIナイターもグランプリシリーズと同じ日程で開催が予定されている。ぜひ今年の年末は松阪けいりんでお楽しみください。

A級1,2班決勝注目は、地元の真鍋顕汰選手(121期)。予選、準決勝を連勝で勝ち上がり、調子は上々。先月の松阪決勝では惜しくも2着。先月のリベンジに燃える一戦だ。番手には地元の先輩西村豊選手(84期)。近況連携する機会が多く、結束力は高い。地元優勝に盤石体制だ。対するは、岐阜123期の棚瀬義大選手。7月1,2班戦に特班し、10月のルーキーシリーズプラスで優勝と勢いに乗る。番手は福岡の八尋英輔選手(89期)との即席ライン。得意の先行逃げ切りでV奪取を狙う。真鍋選手と棚瀬選手が仕掛け合う展開になれば展開向くのは千葉の近藤夏樹選手、静岡の山崎敦雄選手の南関東ラインと単騎で挑む愛知の疋田力也選手。A級決勝戦はスピードタイプが揃い楽しみな一戦となった。

レースは残り2周、前を取った真鍋選手に近藤選手が誘導を降ろすことなく並走して抑える形。打鐘の前から棚瀬選手が動いて先頭に立って後ろの動きを待つ。この間に真鍋選手は下げて体制を立て直し、ホームから仕掛けて一気に棚瀬選手に迫る。棚瀬選手も当然踏んで抵抗する構えを見せるも、バックで完全に真鍋選手、西村選手まで出切った。このまま前で決まるように見えたが、バックから単騎の疋田選手が強烈な捲り追い上げを見せ、4コーナーで一気に優勝争いに参戦。また疋田選手の捲りに乗って近藤選手、西村選手の後ろで粘っていた棚瀬選手もV戦線に加わり、5者によるゴール前勝負。真鍋選手の逃げに外から勢い良く迫った疋田選手のさらに外から8分の1車身差で差し切った、近藤選手が見事優勝を飾った。2着に疋田選手、3着に真鍋選手となった。

レース後の近藤選手のコメントは下記の通り。
「後ろ攻めになってしまい、一度動かなければいけないのでキツいかなと思ったけど、早めだったら誘導の後ろに入れてもらえたら…と。そこからは思った通りの展開になりました。結果、疋田(力也)君が単騎で行ってくれた勢いを使えたのでよかった。ゴールに向かって踏めていた感じが、今日が一番ありました。若い子が動いてくれての最後だったので、展開がよかった」
「優勝は8月立川以来、今期2回目。若い子が強いので、思った以上に優勝できなかったので、優勝できて嬉しい。今年はあと2本。これからも精一杯頑張ります!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=uFkQhAr8fsA)の5:58:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
12月8日~10日 FIナイター 第四回大正カラーカップ 松阪木綿賞 スポーツ報知賞
12月20日~22日 FI この道の先にNIPPO杯 CTC杯 本居宣長賞 創刊75周年記念スポーツニッポン賞
12月28日~30日 FIIナイター 創業450周年!間近ップ

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