FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
【1月31日～2月2日】
A級チャレンジ 優勝者 村上 翔馬 （兵庫123期）
お正月ミッドナイトから毎週連続で開催されたミッドナイトも今節で一区切り。1月31日までで5開催目のミッドナイトとなった。ただ松阪ミッドナイトは2月２5日～27日、3月5日～7日、3月14日～16日まで続き、8開催連続のミッドナイトの予定だ。
A級チャレンジ決勝は、123期3選手の同期対決に注目が集まる。連勝で勝ち上がったのは2選手。熊本の佐藤壮志選手と岐阜の尾方祐仁選手。佐藤選手は今年最初のレースで完全優勝を飾っており、昨年末のレインボーカップでは5着。福岡の片山直人選手（87期）とともに今年2回目の完全優勝を狙う。尾方選手も前節の奈良で優勝し勢いに乗る。番手には地元の岩見潤選手（三重71期）を連れて、同期対決を制するか。準決勝で惜しくも2着となった兵庫の村上翔馬選手も挽回に燃える。松阪はお正月ミッドナイトレースに出場し、2節挟んで再登場。高知の高松涼選手（117期）を番手に付けて、最後を優勝で締めたい。単騎で戦う広島の古川大輔選手（99期）も、前が縺れた展開を突いて浮上を狙う。
レースは残り2周、前を取った佐藤選手に対して、村上選手が前を抑える。打鐘手前で尾方選手が前を取って後ろの動きを伺う。残り1周ホーム手前から佐藤選手が仕掛けて先行開始。ただ、後ろの片山選手との連結は外れてしまった。それだけ佐藤選手のスピードが良く、番手におさまった尾方選手とも2コーナー出口で3車身程離して先行。尾方選手の後ろも離れ、結果的に片山選手が3番手に入って追撃。縦一本棒の展開から、尾方選手、片山選手、村上選手が佐藤選手との距離を徐々に縮めて4コーナーで射程圏内。外から迫る尾方選手に対して、佐藤選手が外に牽制。佐藤選手の後輪、尾方選手の前輪が当たり尾方選手が落車、さらに尾方選手の外を走っていた片山選手も落車してしまうアクシデント。落車を交わしながら直線一伸びした村上選手が、佐藤選手までを捕え、見事優勝を飾った。佐藤選手は失格となり古川選手、片山選手が入着し、3連単17万円台の高配当決着となった。
レース映像は（https://www.youtube.com/watch?v=OqG5l2kLhHc）の3:00:00からをご覧ください。
レース後村上選手は自身のX（旧Twitter）で
「たまたま優勝することが出来ましたが3日間レース内容はよくない走りだったのでしっかりラインで決めれる競走を目指してこれからも頑張ります。」と発信した。
＜次回松阪本場開催のお知らせ＞
2月25日～27日FIIミッドナイト オッズパーク杯（富山市営）
3月5日～7日FIIミッドナイト オッズパーク杯
3月14日～16日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
