富山市営FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
【1月22日～1月24日】
L級ガールズ 優勝者 野本 怜菜 （埼玉114期）
松阪今年に入って3節目のミッドナイトは、富山市営でウィンチケットミッドナイト競輪。ミッドナイト競輪は夜8時40分頃～11時30分頃の時間帯で開催をしているため、無観客開催で行われる。20分間隔でテンポよくレースが進むという点も魅力のひとつ。ぜひ夜お時間がある方は、ミッドナイト競輪を楽しんでいただきたい。
L級ガール決勝戦注目は、予選連勝で勝ち上がった愛媛の渡部遥選手（122期）と長崎の高尾貴美歌選手（116期）。渡部選手は11月から7節連続で決勝進出。11月前橋でも優勝しており好調。完全優勝でシリーズを締めくくるか。高尾選手は、お正月開催の佐世保はオール2着で準優勝。連日の強烈な伸び脚で、今年初優勝を狙う。今節のシリーズリーダー埼玉の野本怜菜選手（114期）も2着2本。実績上位の脚力を披露して最後は優勝をもぎ取るか。大阪124期ルーキーの松井優佳も3着2本とチャンス十分。新潟の加瀬加奈子選手（102期）もここ一番に強く、12月奈良では優勝を飾っている。青森の加藤恵選手（112期）、地元三重の川嶋百香選手（114期）も展開次第では、優勝も狙える存在。
レースは、前を取った松井選手に対して打鐘手前で、渡部選手が松井選手の後ろを主張し野本選手と並走に動く。3コーナーまわってペースが落ちたところを、加藤選手が一気に抑えて先行。この動きに反応した渡部選手が３車身程空いた2番手を確保、3番手争いが激戦で内側から、松井選手、野本選手、加瀬選手の順で並走。2コーナーから前を捉えて捲った渡部が加速。野本選手が３車並走から抜け出す形で渡部選手を追う。さらに野本選手がいた3車並走の真ん中を高尾選手が入り込み、そのまま3番手も確保。松井選手も4番手で粘りながら最終コーナーを回る。野本選手が好位から抜け出す形で、渡部選手を交わして、後ろから迫る高尾選手を振り切って見事今年初優勝を飾った。2着に高尾選手、3着に高尾選手が入着した。
レース映像は（https://www.youtube.com/watch?v=26JUkSE4iJY）の3:00:00からをご覧ください。
レース後の野本選手のコメントは下記の通り。
「（欠場明けの開催で）脚自体はアレだった（そこまで良くなかった）けど、今日は狙っていきました。2日目と同じように風が強かったので、なるべく前がいいなと。先行するタイプが多かったので、誰かしらが動くだろうと。それで切り替えて、最後差しに行けたらいいなと思いました。4コーナーでは余裕がありましたね。後ろから来ているのも分かっていました」
「シリーズリーダーなのに（予選で）1着がなかったけど、優勝できてよかった。とりあえず、今年のいいスタートを切ることができたけど、連日末が甘かったので、まずは脚を戻します！ありがとうございました！」
＜次回松阪本場開催のお知らせ＞
1月31日～2月2日 FII ミッドナイト オッズパーク杯
2月25日～27日FIIミッドナイト オッズパーク杯（富山市営）
3月5日～7日FIIミッドナイト オッズパーク杯
