松阪初登場の松本憲斗!今年通算3回目のV!!

FⅡ・モーニング ごかつら池ふるさと村杯
【4月8日~4月10日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 松本 憲斗(熊本119期)


松阪モーニング開催は3月21日~23日以来の開催。次回松阪モーニングは8月2日~4日となるため、しばらくモーニング開催はお預けになる。3日間とも天気に恵まれ、春の空気の中レースが行われた。

 A級チャレンジ決勝の注目は、119期3選手。この3選手の後ろにラインができ、どの選手が抜け出すかがポイントの一つになっているようだ。初日、2日目連勝とした熊本の松本憲斗選手。2月の小倉、小松島で優勝を飾っており、前節も決勝2着と調子は安定。後ろには福岡の瓦田勝也選手(77期)。九州別線では宮崎の田村大選手(119期)と福岡の柊元則彦選手(84期)。準決勝でも連携したラインで、見事なワンツー決着を披露。準決勝の再現を狙う一戦。中部勢からは岐阜の村瀬大和選手(119期)、三重の杉山正和選手(59期)、三重の中村光吉選手(60期)とライン3車で挑む。村瀬選手、杉山選手は3日間の連携となり、2日間杉山選手が村瀬選手を差して1着。地元ベテラン勢を連れて、中部上位独占を狙う。119期同士の力比べ、ベテラン勢の立ち回りと注目ポイント満載だ。

 レースは残り2周、前を取った村瀬選手を松本選手が抑えて前に出る。この動きに連動した田村選手がすぐさま打鐘前に先頭を奪って先行体制に。残り1周で村瀬選手が前を奪い返しに動く。田村選手も必死に突っ張って抵抗したが、2コーナー出口で村瀬選手が前を取り切った。後ろ杉山選手は続いたが、中村選手との連結は切れた。残り半周から松本選手が捲りで村瀬選手に襲い掛かる。スピードよく駆けた松本選手が4コーナー出口で村瀬選手を交わして、見事完全優勝を達成した。

 松本選手はレース後のインタビューで、今の気持ちを聞かれると「優勝は嬉しいですけど、めちゃくちゃきつかったです。」と壮絶なレースを振り返った。この優勝で2月の小松島に続いて今年3回目、通算5回目のVとなった。優勝回数については「自分の中ではまだまだ少ないので、もっと頑張ろうと思います。」と現状には満足していない様子。今後の活躍にも期待したい。

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=SLnSKqgPwRw)の4:28:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
5月9日~11日  FI 第三回大正カラーカップ 松浦武四郎賞 中京スポーツ賞
5月14日~16日  FⅡ・ミッドナイト 競輪アプリはウィンチケット (※富山市営)

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