富山市営 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
【1月7日～1月9日】
A級1,2班 優勝者 島村 匠 （福岡111期）
松阪けいりんミッドナイト競輪は今節から3節連続でウィンチケットミッドナイト競輪が行われる。ウィンチケットミッドナイト競輪開催時は、インターネットテレビ番組AbemaTV競輪・オートレースチャンネルにて、中継が行われる。レースの放映はもちろんのことだが、豪華解説陣と芸能人の方の予想が楽しめる。WINTICKET会員になれば、番組と連動したキャンペーンも開催されることがあるため、チェックしてみてほしい。
A級1,2班決勝戦注目は、4車ラインで挑む中四国勢。ライン先頭は、広島123期の黒瀬浩太郎選手。10月にA級1,2班に特別昇班し、決勝も2回進出。そろそろ1,2班戦初優勝が欲しいところ。番手には、山口の富武大選手（121期）。11月から2ヶ月程実践から遠ざかったものの、2着1着と問題無さそう。黒瀬選手を援護して、ゴール前抜け出しを図りたい。3番手には岡山の今野大輔選手（111期）、4番手に高知の篠原龍馬選手（89期）と両名とも前期S級の実力者なだけに、臨機応変な動きでV奪取を狙う。対するは地元中部勢。富山の重倉高史選手（95期）と三重の西村豊選手（84期）。3日間の連携となった今節。ラインの絆は固く自力自在な立ち回りで中四国勢に挑む。単騎で福岡の島村匠選手（111期）。12月に久留米で優勝しており、好調ムード継続中。ライン同士の縺れがあればチャンスは十分にある。
レースは残り2周、前を取った中四国勢に対して、重倉選手が誘導を降ろす動き。その間に島村選手が5番手に切り替えた。打鐘前のペースが緩んだところから重倉選手が再度動いて前を取り切って後ろの動きを伺う。残り1周に向かう4コーナーから黒瀬選手が取り返しに仕掛けた瞬間、島村選手がスルスルっと上昇しており、黒瀬選手と富選手の間が空いた位置に入って、黒瀬選手の番手を確保。黒瀬選手も重倉選手を抑えきって先行開始。島村選手の後ろには重倉選手と富選手が3番手で並走する形となり、中四国ラインは分断。そのままの隊形で3コーナーまで回り、3番手外で並走していた富選手が後退し、今野選手、篠原選手が捲り追い込んでくる。最終直線では、重倉選手も巻き返しのため黒瀬選手と島村選手の間を目掛けて差し狙うも前が開かず、外側から追い込んできた今野選手、篠原選手も車を伸ばす大デッドヒート。好位を取り切った島村選手が抜け出して、見事優勝を飾った。2着には今野選手、3着に篠原選手が入着した。
レース後島村選手のコメントは以下の通り
「3番手とか中団とか、どこかあれば…という感じでした。篠原さんに内を締められたので外へ行って。そしたら黒瀬君が行こうとしていたので、そこで修正しながら行きました。うまくいった？そうですね！」
「今期こそ、絶対にS級点を取ります！次の佐世保は師匠（吉本卓仁選手）と同じ斡旋。そこでもまた魅せなきゃ。頑張ります！！」
レース映像は（https://www.youtube.com/watch?v=8Ihf_IOYe-o）の3:30:00からをご覧ください。
＜次回松阪本場開催のお知らせ＞
1月13日～15日FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
1月22日～24日 FII ミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪（富山市営）
1月31日～2月2日 FII ミッドナイト オッズパーク杯
