地元神田龍が捲って、完全優勝で今季初優勝!!

FII ミッドナイト オッズパーク杯
【11月26日~11月28日】
A級1,2班 優勝者 神田 龍(三重105期)

今節はガールズケイリンが開催された。ミッドナイト競輪の9R制はガールズケイリン2RとA級1,2班戦7Rで構成される。ガールズケイリンが開催していない時は、A級チャレンジ戦4RとA級1,2班戦5Rで構成される。レース数が増える今節の1,2班戦は、準決勝戦への勝ち上がりが非常にシビアになる。予選競走から白熱した戦いにご注目いただきたい。

A級1,2班の決勝注目は、地元の神田龍選手(105期)。今期はS級から降級となりA級戦との戦いとなっているが、前期S級の脚力を披露し、初日特選、準決勝戦と危なげなく連勝。意外にも今期まだ優勝がないので、地元バンクで優勝を狙いたい。番手、3番手に岐阜の後藤彰仁選手(92期)と上田隼選手(97期)が援護。後藤選手と神田選手は準決勝戦でも連携してワンツー決着。3車ラインで優位に決勝戦を迎える。対するは、高知111期の今村麟太郎選手と愛媛の渓飛雄馬選手(86期)。準決勝戦で連携し、2着3着。決勝戦でもラインの力で優勝を手繰り寄せる。福岡の良永浩一選手(86期)と紫原政文選手(61期)も経験活かして好位を回って、展開を捉えたい。

レースは残り2周、前を取った神田選手に対して、今村選手が動いて誘導員を下した。が、そのまま5番手に戻り神田選手を揺さぶる。打鐘が鳴り、3コーナーから今村選手が仕掛けてホームで今村選手、渓選手が先頭に躍り出て先行開始。上手く3番手が取れた神田選手。こうなると自分のタイミングで行くだけと、バックから捲り返しに動き、そのままライン2者も引き連れ、圧巻の3連勝で完全優勝を決めた。また、2着に後藤選手、3着に上田選手が入り、中部勢上位独占でファンの皆様の期待に応えた。

レース後の岩崎選手のコメントは下記の通り。
「今村(麟太郎)君を出させるつもりはなかったけど、相手が強かった。あれしか狙ってなかった感じでしたね。でも、(尻上がりに)良くなってきました」
「ゴール後、半周して小さくガッツポーズ? やっちゃいましたよ! イメージしてましたもん。A級やけど、やっとかなアカンやろって(笑)。えっ? 映像に映っていたんですか? あそこは切れると思ったんですよ。映らないギリギリのところでやったつもりだったけど…。こそっとやったのに(苦笑)」
「来年は松阪記念? そうですね、今年の松阪記念はリアルタイムじゃなく、VTRで拝見しました。またS級で戦えるように頑張ります!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=krey88pBU-A)の3:30:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
12月1日~3日 FI 西日本カップ 霜ふり本舗杯 中日スポーツ賞
12月8日~10日 FIナイター 第四回大正カラーカップ 松阪木綿賞 スポーツ報知賞
12月20日~22日 FI この道の先にNIPPO杯 CTC杯 本居宣長賞 創刊75周年記念スポーツニッポン賞

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