山田英明が松阪Vで競輪祭に弾みをつける!!

FIナイター 究極ブランドまつぶた杯 四五百賞 中京スポーツ賞
【11月1日~11月3日】
S級戦 優勝者 山田 英明(佐賀89期)

今節はナイター開催。S級決勝戦のあとは表彰式が行われるが、松阪ナイター開催では初の試みとなる。FI決勝戦で祝日ということもあり、最終レース終了後のスタンドには多くお客様が残っていただいた。

S級決勝注目は、競走得点上位2人がラインを組む西日本勢。ライン先頭は佐賀89期の山田英明選手。初日特選1着と前哨戦を制している。番手には岡山の岩津裕介選手(87期)。岩津選手は9月松阪記念も決勝戦2着と松阪好相性。さらに3番手に愛媛の今野有樹選手も付けて鉄壁の布陣。対するは東日本勢。長野の中嶋宣成選手(113期)がラインを引っ張る。番手には茨城の朝倉智仁選手(115期)。3番手には埼玉の久木原洋選手(97期)が固める。位置取りから主導権をなんとか握りたい。地元からは谷口遼平選手(103期)が決勝進出。一発を秘める脚はあるだけに、展開を上手く捕えたい一戦。
 
レースは残り2周、前をとった山田選手に中嶋選手が押さえに動く。山田選手も抵抗する構えを見せたが、中嶋選手が前を取り切った。しかし山田選手は2番手内側で粘り、朝倉選手と並走する形で打鐘。ペースは流れホームストレッチで少し緩んだところを単騎の谷口選手がタイミングよく仕掛けて一気に先行。1センターで落車事故もあったが、山田選手が谷口選手の後ろを取って、山田選手にとっては絶好の展開。谷口選手がゴールまで粘り込むか、山田選手が差すかが焦点となった決勝戦。4コーナー回ってまだ先頭を譲らなかった谷口選手ではあったが、最後は実力者山田選手が差し切って優勝。2着に追走した岩津選手が入り、3着に今野選手と西日本ラインが上位を独占。見せ場十分作った谷口選手は惜しくも4着となった。

レース後の山田選手のコメントは下記の通り。
「関東がかなり前々(に踏む)と思ったので、スタートで前を取らないと、チャンスは薄いなと思いました。中嶋君の押さえ方で展開は変わる。あの押さえ方だったら引けませんでしたね。落車させてしまったのは申し訳なかったけど、自分から車券も売れていたので、最後まで1着を目指して頑張りました」
「しばらく低迷していたけど、今年最後のGⅠ、競輪祭に向かっていきたい。GⅠを獲ってグランプリに挑戦できるように頑張ります!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=BkNAuCkk590)の5:35:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催に関するお知らせ>
11月17日~19日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
11月22日~24日 FIIモーニング 五桂池ふるさと村杯
11月26日~28日 FII ミッドナイト オッズパーク杯

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