強烈なカマシ披露でA級1,2班戦3回目のV

富山市営FIIミッドナイト オッズパーク杯
【2月25日~2月27日】
A級1,2班 優勝者 齋藤 雄行 (神奈川121期)

今節は7R制で開催された。通常9R制のミッドナイトはレース間隔は20分間隔となるが、7R制は25分間隔となる。松阪以外にも、他の競輪場でもミッドナイトが開催され当日3場でミッドナイト開催があると7R制となる。

A級1,2班戦決勝注目は、神奈川の齋藤雄行選手(121期)。昨年末の松戸開催で優勝を飾っており、今年も決勝進出3回と安定感抜群。他ラインをねじ伏せる脚力を魅せるか。番手には静岡の土屋裕二選手(81期)。土屋選手は前期S級だけあって今年全ての競走で決勝進出。そろそろ優勝が欲しいところ。3番手には埼玉の柿沼信也選手(91期)。初日特選1着としシリーズリーダーの実力を発揮するか。対するは中部勢。愛知の伊藤勝太選手(95期)と岐阜の竹田和幸選手(78期)。共に前期S級で戦っており、実績は十分。レース展開を読み、V奪取に燃える一戦。福島の山本恵介選手(100期)と東京の内田玄希選手(94期)も展開の縺れを的確に突きたい。

レースは残り2周、前を取った山本選手に対して伊藤選手が押さえようと動くも、山本選手が抵抗。伊藤選手は中団に収まる格好で齋藤選手が5番手となった。山本選手はペースを流しながら、後ろの仕掛けを警戒。打鐘では誰も動かず、残り1周手前4コーナーから傾斜を利用して齋藤選手が仕掛けた。物凄い勢いでカマシた齋藤選手のライン3車が前が出切ったが、他ラインが付いて行けずバックでは、3番手4番手の間は4車身程開いてライン戦は完全に勝負あり。最終直線ライン内の優勝争いは、逃げる齋藤選手に土屋選手、柿沼選手が外から迫るも、最後までスピードを保った齋藤選手が押し切って見事優勝を飾った。2着には柿沼選手、3着に土屋選手とライン上位独占となった。

レース後齋藤選手のインタビューは以下の通り。
「寒くて、風も結構ありましたね。初手は、前が取れたら前で…とは思っていたけど、中団も考えてはいました。(ジャン4コーナーの)下りを利用して、落ち着いて行くことができました。今シリーズは、前回よりも力を出し切るレースができたかなと思います」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=Q81uzNVjxFY)の3:20:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
3月5日~7日FIIミッドナイト オッズパーク杯
3月14日~16日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
3月19日~21日FI ナイター 令和6年能登半島地震復興支援競輪  松阪焼肉かどやカップ 松浦武四郎賞

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