FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
【10月23日～10月25日】
L級ガールズ戦 優勝者 中野 咲（愛知110期）
前節のナイター開催が終わって、中1日で富山市営のミッドナイト開催。スタジオには過去グランプリ3回制覇の帝王こと山田裕仁さんを解説に登場した。多くの競輪ファンがTV、インターネット放送越しに観戦していただいた。
今節L級ガールズ決勝注目は、連勝で勝ち上がった京都の坂口楓華選手（112期）。1節前の富山では、完全優勝。BIGレースにも数多く出場しており、今節も優勝候補筆頭格。対するは、愛知の中野咲選手（110期）。近況好調ムードで、今年度は松戸のオールガールズクラシック以外、決勝シートを外しておらず今年４Vと成長株。強敵撃破に燃える一戦だ。石川122期の又多風緑選手も注目。今節は富山市営ということで、バンクこそ松阪だが主催は所属する富山市営である意味地元開催。予選2競走では、着外で悔しさを口にした。前々節の豊橋では完全優勝もしており、ポテンシャルは十分。東京の岡本二菜選手（118期）、群馬の河内桜雪選手も競走得点50点台で勝負勘光る。連日3着連対を外さない成績で前の展開次第では、優勝のチャンスある。佐賀の田中月菜選手（118期）、埼玉の新井美菜選手（116期）も予選2では2着とし、決勝進出。ここも展開、位置取り次第では十分にチャンスはありそう。
レースは残り2周、前を取ったのは河内選手、後方の動きは5番手周っていた坂口選手の後ろを内側を田中選手、外側を岡本選手が並走し位置を取り合っている状況。打鐘が鳴り河内選手もペースを下げ、後ろの状況をっ確認する。残り1周ホームで坂口選手が外から先行仕掛け、番手は岡本選手が追走する形、河内選手は外に外していたため、内側を突いて中野選手が上昇。又多選手も流れに1歩遅れる形で流れに乗り、坂口選手、岡本選手、中野選手、又多選手の順でバックラインを通過。中野選手が3番手から捲り発進し、又多選手も続くが、前で粘る坂口選手もペースが緩まず、4コーナー周ったところで、坂口選手と中野選手の差は4分の3車身。逃げる坂口選手と差す中野選手の一騎打ちは、ゴール前僅か2分の1車輪差で差し捕らえた中野選手が制した。2着に坂口選手、3着は又多選手となった。
レース後の中野選手のコメントは下記の通り。
「坂口さんよりは前にいて、そこから先に仕掛けられれば…と思ったけど、私の駆けるスピードが遅かったので、普通にカマされました。そこからまた踏み直せたので、結果的にはよかったです。2日目も、変なところで脚を使ってしまって出し切れないレースだったので、今日は1周駆けるイメージで行こうかなと決めていました。今日はバンクが軽く感じたので、それがよかったかな。12秒3？ 捲りなので、理想はもうちょっとほしい。1着は嬉しいけど、先行で逃げ切ったことがないので、もうちょっと自力の脚をつけたい」
「実力はまだまだだけど、しっかり練習して、強いステージで戦えるように頑張ります！」
レース映像は（https://www.youtube.com/watch?v=H3LswcKEYcw）の2:55:00からをご覧ください。
＜次回松阪本場開催に関するお知らせ＞
11月1日～3日 FIナイター 究極ブランドまつぶた杯 四五百賞 中京スポーツ賞
11月17日～19日 FIIミッドナイト ウィンチケットミッドナイト競輪
11月22日～24日 FIIモーニング 五桂池ふるさと村杯
