谷口力也が嬉しい今年2回目のV!!

FⅡ・ミッドナイト 楽天・ケイドリームス杯
【3月29日~3月31日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 谷口 力也(熊本119期)

 松阪ミッドナイト開催は2021年11月下旬以来4カ月ぶりの開催。最終レースが23:20発走と夜遅い時間まで競輪を楽しむことができる。松阪バンク3コーナー側奥の公園には桜がの木が植えられており、この時期限定の照明で輝く夜桜が美しい開催となった。

 A級チャレンジ決勝の注目は、119期4選手。競走得点上位の和歌山の石塚慶一郎選手、愛知の牛田樹希斗選手は単騎での競走。自分のタイミングで仕掛け他を圧倒するか。一方ラインで挑むのは2選手、熊本の谷口力也選手と山口の山崎航選手。ラインの利を生かした戦いで単騎勢を抑え込むことができるか。谷口選手の番手には、福岡の別所英幸選手(83期)。欠場明けの今シリーズだが3着2本と着は安定。谷口選手死守が勝利への必須条件か。山崎選手の番手取鳥敬一選手(69期)も同条件。119期同士の仕掛け合いになればなるほど、番手に付ける選手達は絶好のチャンスが巡る。

 レースは残り2周、山崎選手が4番手から誘導を切る動きを見せるも、前には出ず。この動きを見て、牛田選手が単騎ではあるが前を抑えペースを流す。番手に入った谷口選手が後ろの動きを確認しながら仕掛けるタイミングを待つ。残り1周のタイミングで山崎選手が捲り発進し、谷口選手も同時に踏んで主導権争いへ。山崎選手と取鳥選手との連携は外れてしまったが山崎選手が先頭で逃げを狙う。またも番手に収まった谷口選手は絶好展開。別所選手も3番手確保も谷口選手との距離は徐々に開いてしまう。4番手に下がった牛田選手もバックから再度巻き返しを狙って踏みこむ。谷口選手は3コーナーから加速し、前を走る山崎選手を4コーナー出口で捕えてVゴールまっしぐら。牛田選手も追い上げを見せるも、山崎選手との2着争いに競り勝って2着まで。見せ場作った山崎選手は3着。完璧なレース運びで制した谷口選手が、今年2回目の優勝を飾った。

 谷口選手はレース後のインタビューで、残り1周で番手に収まった展開について聞かれると「合わせるつもりで出たが、山崎選手のスピードが良かった。」「結果的にいい形にはなった。」と振り返った。2月の広島Vからの好調振りについては「レース慣れしてきて自信が少し付いてきて、脚に余裕を持てるようになった。」とコメント。今後に向けては「次も優勝できるように頑張ります」と次節の活躍にも期待だ。

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=fxIzsatCI4s)の5:38:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
4月13日~15日 FⅡ・ミッドナイト VTuber宇佐美にさみCUP 
4月19日~21日 FⅡ・ミッドナイト 競輪アプリはウィンチケット(※富山市営)
4月28日~30日 FⅡ・ミッドナイト オッズパーク杯

アーカイブ

PAGE TOP