FⅡミッドナイト 恋伴プレミアムカップ【8月7日~9日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 土生 敦弘(大阪 117期)
今年の3月に競輪学校を卒業した117期生が、A級チャレンジレースの主役となり、3場所連続完全優勝の特別昇級を目指して全国各地で活躍している。特別昇班の足掛かりにしたい今節、117期から3人の挑戦者が決勝に名を連ねた。埼玉の太田龍希選手、大阪の土生敦弘選手、そして地元松阪がホームバンクの下井竜選手。
レースは、残り1周で太田選手が6番手からスパート。単騎で戦う下井選手が番手にはまって好機を待つ。前2人をバックから一気に加速し捕えにかかる土生選手で3コーナーから4コーナーまで3車並走する場面も。4コーナー周って大外から伸ばした土生選手がこの大激戦を制した。
レース後土生選手は「脚の状態は結構良かった」と自身の調子の良さを振り返った。また後方からの捲りを選択した事については「枠番が悪かったので、前か後ろかの2択だった。同期が前に行ったので後ろを選んだ」とコメントした。これで特別昇班に向けて一歩前進。今後も土生選手をはじめとする117期の活躍に目が離せない。