地元バンクでは負けられない真鍋顕汰!松阪2節連続の完全V

FIIナイター この道の先にNIPPO杯
【10月27日~10月29日】
A級チャレンジ決勝 優勝者 真鍋 顕汰(三重121期)

今節はこの道の先にNIPPO杯ということで、株式会社NIPPO三重統括事業所様にご協賛いただいた。NIPPO様といえば、松阪バンクの舗装も手がけるおり、また全国の競輪場、自転車競技場の舗装のほぼ100%の施工実績を誇る。競輪場で迫力あるレースが観戦できるのは、NIPPO様の技術があってこそ。家庭用の舗装、補修商品もあるため、気になる方はぜひ調べてみてほしい。

A級チャレンジ決勝注目は、地元松阪期待のルーキーの真鍋顕汰選手(121期)。直前の奈良ミッドナイトでは優勝を飾り、好調ムード。特別昇班に向けては、また今節から仕切り直しとはなっているが、初日2日目と危なげなく1着。ここは完全Vとして、特班の足掛かりにしたい一戦。番手には地元の先輩花村直人選手(71期)。連日真鍋選手の番手で粘って2着。ここも真鍋選手をピッタリマークして、Vチャンスを掴みたい。3番手は愛知の鰐渕正利選手(65期)が固めて鉄壁3車ライン。対するは単騎で戦う埼玉121期の中山拓人選手と茨城117期の黒滝大翔選手。踏み出しのスピードでみれば、真鍋選手と互角の存在。ルーキーらによる力勝負となるか。そんな展開をひそかに狙っているのは南関ライン。静岡の小林寛弥選手(101期)と神奈川の櫻井利之選手(101期)。シリーズ初連係となるが、レース経験の差でルーキーを封じ込みたい。

レースは、真鍋選手が前を取って中部ライン、南関ライン、中山選手、黒滝選手の順で周回。残り2周、打鐘が鳴っても後続の仕掛けなし。これをみた真鍋選手は4コーナーから一気に加速してペースアップ。番手の花村選手はなんとか付いていったが、3番手の鰐渕選手との連携は外れ、さらに後続の選手全員も離れてしまった。小林選手も巻き返して鰐渕選手を捲るも、真鍋選手はどんどん加速しており2コーナー到達時には7車身以上空き万事休す。番手を走る花村選手もハイペースの先行に徐々に車間が開き始める。最終ホームでは既に1着2着は決着。3着争いは第2先行の形となった小林選手の番手を周った櫻井選手が制した。圧倒的な力を見せつけた真鍋選手が見事3連勝の完全Vを飾った。

レース後の真鍋選手のインタビューは下記の通り。
「突っ張りを考えて前を取ったけど、(誰も切りに来ず)だいぶ楽に行けました。しっかり力を出し切れてよかった。元職場の同僚が来ていたかって?暗くて、よくわからなかったです(苦笑)。ガッツポーズは、S級で活躍できるようになってからです!」
「レインボーカップに斡旋されたけど、その前にあと6連勝して、特別昇班できるように頑張ります!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=tAW9Za4VK1s)の4:29:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
11月6日~8日 FⅡ ミッドナイトウィンチケット競輪

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