山内卓也が番手から抜け出してV差し!!

FII ウィンチケットミッドナイト競輪
【10月22日~10月24日】
A級1,2班決勝 優勝者 山内 卓也(愛知77期)

松阪ミッドナイトも今節が終われば残り1節。今年度は4月から富山市営を含めて9節行われてきた。無観客開催となるミッドナイトも、画面越しに多くのお客様から応援をいただいた。中でも株式会社winticket様が協賛していただけるミッドナイトは、インターネットTV番組AbemaTV「ウィンチケットミッドナイト競輪」の放送もある。その他YouTubeチャンネルでは、パチンコ、スロットのライターさん達が出演するライブ放送もある場合がある。ぜひお好きなチャンネルにて、ミッドナイト競輪を楽しんでみてほしい。

A級1,2班注目は、愛知の纐纈洸翔選手(121期)。纐纈は8月松阪FIIナイターを含めて9連勝を達成し、特別昇班して初のA級1,2班戦。初日、2日目共に圧巻の逃げを披露。強敵揃う決勝戦でも、強気の逃げで1,2班戦初優勝を狙う。番手には山内卓也選手(愛知77期)。準優勝も纐纈選手と連携してワンツー決着。ここも纐纈選手の動きに付いていき、ゴール前一騎打ちの展開に持ち込みたい。3番手には愛知の高橋成英選手(89期)。愛知3車ラインでゴール独占を狙う。対するは九州勢、熊本の松尾勇吾選手(115期)。松尾選手は初日特選捲って1着。自力自在に立ち回れる脚力で、愛知ラインを捲りで脅かすか。番手には福岡の原井博斗選手(115期)。予選準優勝ともに差して連勝。松尾選手の捲り抜け出せれば、チャンス到来か。単騎は2者。大阪の佐川翔吾選手(94期)、石川の吉川希望選手(111期)。ともに初日特選スタートの実力上位者。ライン同士の縺れがあれば、展開突いて浮上もある侮れない存在だ。

レースは残り2周、纐纈選手が前を抑えて愛知ラインが前受け、中団に九州勢、単騎で吉川選手、佐川選手の順。纐纈選手は前から後ろの動きを見ながら、仕掛けどころを待つ。誰も仕掛けないまま、打鐘、4コーナーと流れ、残り1周で纐纈選手が先行開始。2コーナーから、松尾選手が捲り発進。勢い良く飛び出して行くも、山内選手が牽制。さらに纐纈選手も捲られまいとペースを上げたのか、2番手並走で一杯。2センターで山内選手がもう一度牽制し、完全に前一騎打ちの展開。前で驚異的な粘りを見せた纐纈選手も、準決勝の仮を返すように山内選手が僅かに差し切って、見事優勝を飾った。

レース後の山内選手のインタビューは下記の通り。
前検日から山内選手は、「纐纈は、練習ではぶっちぎり強い。ギリ、付いていけるくらい」と、纐纈選手のことを高く評価。準決勝では纐纈選手が逃げ切りましたが、決勝では山内選手が捕らえて今期2回目のV!
「準決勝では抜きそびれたというか、ちょっとタイミングが合わなかったので、今日はきっちり抜くことだけを考えて走りました。この後も一戦一戦頑張りますので、また応援よろしくお願いします!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=PsiMR-GuEl8)の3:20:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
10月27日~29日 FⅡナイター この道の先にNIPPO杯
11月6日~8日 FⅡ ミッドナイトウィンチケット競輪

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