石井寛子が通算700走目の松阪決勝を制す!!

FII ウィンチケットミッドナイト競輪
【10月22日~10月24日】
L級決勝 優勝者 石井 寛子(東京104期)

松阪ミッドナイトは8月以来と約2ヶ月振りの開催。ミッドナイト競輪は20時40分から第1Rと仕事終わりでも楽しむことができる。今節はガールズケイリンが開催され、今月よりガールズケイリンは、前後スポーク車輪での競走に変更、レーサーパンツがピンク色から黒基調にピンクラインが入ったデザインに変更となった。ディスクホイールの競走が無くなり、寂しいと思われるファンの方も少なくないと思われるが、この変更によって上がりタイムの比較が簡単になり、ディスクの得意不得意が無くなり、ファンの皆様の車券予想がしやすくなった。ぜひガールズケイリンをご覧の際は、新しくなった点についても楽しんでいただきたい。

L級ガールズ決勝の注目は、石井寛子選手。前々節の西武園、前節の静岡で完全Vで6連勝。今節も2連勝で決勝進出。この2日間は自慢の切れ味鋭い競走で、頭一つ抜けた存在だ。打倒石井選手に燃える他6選手。予選1着が1本ある東京の岡本二菜選手(118期)と愛知の杉浦菜留選手(118期)。2選手とも差して1着。自力脚もある選手なだけに、石井選手の後ろが取れればチャンス到来か。連日果敢な先行で勝負に挑み2着2本の静岡の山口真未選手(120期)。11月行われるガールズGPトライアルに向けて、強敵相手に積極策で腕試し中。策がハマれば、大いに期待できる。122期の新鋭からは小泉夢菜選手(埼玉122期)4着、3着の勝ち上がりも、憧れの石井選手と初日以来の再戦。7月大宮本デビュー戦で同期1番乗りで優勝。勝負強さを発揮して、一泡吹かせるか。愛知の西脇美唯奈選手(120期)、佐賀の田中選手も堅実に着をまとめて決勝進出。好メンバー揃った決勝戦。初手からの位置取りに注目だ。

レース初手は、前を岡本選手が取り、山口選手がそれに続き、石井選手が3番手、注目の石井選手の後ろは杉浦選手がとる形。残り2周でスタート7番手だった田中選手が岡本選手の後ろを主張し、山口選手が引く動きを見せたことから西脇選手、小泉選手が田中選手に続き、山口選手は5番手まで下げさせられた。石井選手、杉浦選手は山口選手の後ろで好機を待つ。打鐘では誰も動かずスローペースで流れた。4コーナーから山口選手が仕掛けてペースアップ。この動きに付いていったのは、山口選手の後ろに付けた石井選手と杉浦選手。前で仕掛けを待った岡本選手他は、この動きに反応が遅れて車間が空いてしまった。こうなると展開絶好となったのは、石井選手。石井選手よりも先に動きたい杉浦選手も、石井選手も合わせて仕掛け、苦しい展開。逆にレース展開をモノにした石井選手が4コーナーで抜け出して、見事9連勝目の松阪完全Vを達成した。

レース後の石井選手のインタビューは下記の通り。
「スローになったので、自分から行こうかどうか迷っていたら、山口(真未)さんが、あんな思い切り行くとは思いませんでした。タイミングがよかったと思います。9連勝したので、何か特典ありますかね?(笑)」
「今日も遅い時間まで応援ありがとうございます。寝ないで見ていてくれましたか?(笑)一戦一戦大切ですが、次回も1着を取れるよう、また練習を積み重ねて頑張っていきますので、応援よろしくお願いします!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=PsiMR-GuEl8)の3:00:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催のお知らせ>
10月27日~29日 FⅡナイター この道の先にNIPPO杯
11月6日~8日 FⅡ ミッドナイトウィンチケット競輪

アーカイブ

PAGE TOP