郡司浩平がSS班の実力発揮し、松阪記念V

GⅢ開設73周年記念 蒲生氏郷杯王座競輪
【9月23日~9月26日】
S級決勝 優勝者 郡司 浩平(神奈川99期)

今年は9月下旬の開催となった松阪記念。初日2日目が土日ということもあり、場内では、ふれあい動物園やパフォーマンスショー、日本競輪選手会三重支部主催のキッズ応援ツアーなど様々なイベントが行われた。4日間多くのお客様が来場し、松阪記念を盛り上げた。

注目の初日特選は、山口拳矢選手(岐阜117期)が浅井康太選手(三重90期)ととも残り1周からの先行勝負に出るも、郡司浩平選手(神奈川99期)、新田祐大選手(福島90期)がその上を捲る超ハイスピードバトルが展開され、郡司選手が初日特選を制した。
準決勝戦では、地元の浅井康太選手、皿屋豊選手(111期)が1着3着で決勝進出を決め、S級S班の郡司選手、新田選手も決勝進出を決めた。特選スタートの山田庸平選手(佐賀94期)、岩津裕介選手(岡山87期)、菅田壱道選手(宮城91期)も勝ち上がり、特選メンバー6人が決勝戦で再び顔を合わせる好メンバーが揃った。
 
決勝進出メンバは以下の通り
1番車 浅井康太 (三重90期)
2番車 郡司浩平 (神奈川99期)
3番車 新田祐大 (福島90期)
4番車 中村圭志 (熊本86期)
5番車 岩津裕介 (岡山87期)
6番車 坂本修一 (岡山99期)
7番車 菅田壱道 (宮城91期)
8番車 皿屋豊  (三重111期)
9番車 山田庸平 (佐賀94期)

ラインは②⑤⑥/⑦③/⑨④/①⑧ という並び。

レースは残り2周、前を取った地元勢に対し、郡司選手が抑えて前に出た。直後山田選手、菅田選手も連動して前を取って、打鐘では菅田選手が新田選手を連れて逃げる展開。地元勢は8番手まで下がる形。菅田選手がハイペースで逃げ、新田選手の後ろは車間が3.4車身空いたが、バックから郡司選手が強烈な捲りを放ち一気に車間が縮まる。新田選手も菅田選手の後ろから発進するも、スピードの違いを見せつけた郡司選手がそのまま抜け出す。浅井選手も郡司選手ラインに乗って追い上げを見せるも、3着争いまでとなった。ゴールまで力強く押し切った郡司選手が、松阪では2019年GⅡ共同通信社杯に次いでグレードレースVを飾った。

レース後の郡司選手のインタビューは下記の通り。
「初手の後ろは想定外だったけど、その後は冷静に対処できました。他地区なのに(岡山2車に)付いてもらっている以上は、期待以上の走りをしたいと思っていたので、嬉しいです」
「松阪は相性がいい。思い出のバンクでもあるし、そんな中でこうやって応援してもらって、結果を出せたのは嬉しい。最近不甲斐ないレースが続いていたので、こういうところでキッカケをつくって、次に向かって、また一戦一戦頑張りたい。これをキッカケに、またGⅠで活躍できるように頑張ります!」

レース映像は(https://www.youtube.com/watch?v=CX0YmCLrYv0)の6:41:00からをご覧ください。

<次回松阪本場開催に関するお知らせ>
10月5日~7日 FIIナイター アンデルセン牛サブレ賞
10月14日~16日 FIIミッドナイト みんなの競輪カップ
10月19日~21日 FIIナイター おたコス13カップ

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