FⅠ この道の先にNIPPO杯 松阪木綿賞 スポーツニッポン賞
【5月24日~5月26日】
S級決勝 優勝者 西岡 正一 (和歌山84期)
松阪FⅠということで、松阪けいりん場名物①=②肉(いいにく)キャンペーンがワイドで今開催も行われた。今開催は節間通して8本出た。当選すると松阪肉5,000円相当が当たるというキャンペーン。FⅠレース時限定キャンペーンのため、是非次回FⅠ時はご応募下さい。
S級決勝注目は、初日2日目と連勝の地元三重の柴崎淳選手(91期)。直前のA級では地元三重の西村光太選手が完全Vを飾っているだけあって、地元勢でシリーズを締めくくりたい。自力スピードの違いで他を圧倒するか。後ろに付けるのは、愛知の近藤龍徳選手(101期)。中部ワンツーゴールに向けて柴崎選手をガードしたい。対するは近畿2ライン。大阪コンビで挑むのは、伊籐成紀選手(90期)と表原周選手(100期)。息の合った連携で一発一波乱を呼び込めるか。近畿別線で奈良の元砂勇雪選手(103期)と和歌山の西岡正一選手(84期)。元砂選手の積極的な仕掛けでワンチャンスを手繰り寄せる。単騎で戦う、飯野裕太選手(90期)も中団確保して一撃強襲でV奪取に燃える一戦。車券の人気は地元の柴崎選手に集まったが、大混戦のS級決勝の行方に大注目だ。
レースは残り2周で、元砂選手が前を抑えるも、打鐘で伊藤選手が前に出て先行体制を築く。3番手を確保した単騎の飯野選手が、2コーナーで自ら捲り発進。この動きに便乗して元砂選手、西岡選手が飯野選手の番手で追走、人気の柴崎選手はその外を周される展開で厳しい展開。4コーナー出口では、捲って飯野選手が先頭、それを追って内側から西岡選手、元砂選手、近藤選手、柴崎選手の4名が広がって逆転V目指して最終直線勝負。ゴール前、西岡選手が真ん中から伸びて飯野選手に急接近し、最後は両者ハンドル投げを披露する大接戦。写真判定の結果、西岡正一選手が見事優勝を飾った。
レース後西岡選手は、「作戦は特に決めてなく、展開が向いた」また最後真ん中を選択したことについて聞かれると「空いたとこ行ったらチャンスがあるかな?と思って行った」とコメント。Vゴールの瞬間は「目を瞑ってゴールしたので、戻ってくるまで分からなかった」と振り返った。西岡選手は2006年玉野以来のS級優勝と約14年振り2回目と嬉しい優勝となった。西岡選手は6月10日~福井GⅢ、6月26日~久留米記念GⅢとGⅢ戦線の斡旋も決まっている。今後の活躍に期待したい。
S級決勝の大熱戦の様子は
こちら(https://www.youtube.com/watch?v=Q2z5FU3WjwA&t=24812s)の6:41:00からご覧下さい。
<次回松阪本場開催のお知らせ>
6月2日~4日 FⅡミッドナイト オッズパーク杯
6月24日~26日 FⅠ 夏の霜ふり本舗杯 本居宣長賞
6月30日~7月2日 FⅡミッドナイト TIPSTAR杯